以前施工させて頂きました日立市の屋上改修工事の状況です。

写真を見てもわかるように建設当初は綺麗だった塗装や防水層も10年と年数が経つとこのように劣化してしまいます。床部分も至る所が変色し見た目も劣化してしまっています。カチオンというモルタルの下地調整材を塗っていきます。

これを塗ることによって下地の細かい段差やひび割れ等を埋めて調整出来ます。床部分も同じように塗っていきます。

かすれなどがないように均一の厚みで塗っていきます。カチオンが乾燥したらプライマーを塗布していきます。

プライマーは下地と防水層の接着を担っていますのでこれも掠れ等無いように床部分も同じように…

床部分は特にムラになりやすいので慎重に塗っていきます。プライマーが乾燥したら端部などをシーリングを使い処理していきます。

既存のシーリングは劣化して切れてしまうので撤去し新しく打ち替えていきます。下処理が終わりましたのでウレタンを塗っていきますがここでメッシュを貼ります

メッシュというのは防水層の強度を高める為の物でこれを貼ることによって耐久年数が大幅に上昇します。シワになりやすいのでウレタン材で馴染ませながらヘラなどで伸ばしながら貼り付けていきます

ウレタン材は乾燥するのに時間が掛かるのでメッシュを貼り終わった時点でこの日の作業は終了です。翌日材料が完全に乾いたのを確認してからウレタンを塗り重ねていきます。

メッシュの上から2回同じ様に塗り重ね防水層の厚みを確保します。

この時段差や液だれが無いように均一にヘラなどを使い平らにしていきます。床部分も同じ様に塗り重ねていきます。

防水層の厚みはメッシュ入りで3ミリ、無しで2ミリを目安に塗っていきます。

床材は液だれを起こしやすいので慎重に…完全に固まったのを確認して最後の段階へ…

ウレタンの防水層を保護するためのトップコートを塗布していきます。

仕上げ塗りになるのでゴミ等入らない様に注意しながら塗布していきます。床部分も塗布し完成形になります

艶も戻り水も弾く様になりました。

ここまでで5日間工程ごとに乾燥時間が発生するので若干日にちは掛かってしまいますが比較的安価で見栄えも綺麗な物なので改修に選ばれやすい仕様になります。今まで紹介させて頂きました物件でも都内から茨城と関東全域での発注を承らせて頂いております。

改修でお困りの方雨漏り、ベランダ等の劣化その他多種にご相談お待ちしていますので是非お気軽にフォームよりご連絡くださいませ。


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